学生時代は、周囲に異性がたくさんいるのが当たり前。
しかし、社会人になると、職場に異性が少なかったり、仕事が忙しくて、毎日、自宅と会社の往復だけの毎日。
そんな人は現在の日本には非常に多い。
何とかして出会いのきっかけづくりを、と思っても、休日は仕事の疲れをとるのに精いっぱいだったりして、とても恋活や婚活をしている場合じゃない。
そんな社会人は、出会いのきっかけづくりの一環として、ネットサービスを利用してみることを考慮してみてはいかがだろうか。
以下で紹介するのは、低料金制(女性は無料が多い)のネット婚活サイトばかりであり、利用したからと言って必ず出会えるというわけではないが、言うまでもなく何もやらないよりはましである。
というより、出会いのチャネルは一つでも多く持っておいたほうが絶対に有利だ。
月3000円前後のものが多いので、ものは試しで登録してみるのも出会いのない人にとって一つの手だと思う。
ちにみに、アメリカでは約40％の人が出会い系サイトを利用して婚活に励んでいるそうである。
何故、日本人は恋活や婚活に婚活サイトを利用しないのか、不思議なものだ。
大手婚活サイト一覧
1：ブライダルネット
サイト名：ブライダルネット
料金：男女とも月額3000円
会員数：約20万人
特徴：半年以内にカップル不成立で全額返金
東証一部上場の株式会社IBJの運営する国内最大級の婚活サイト。
これはどの婚活サイトにも言えることだが、女性視点で運営されているので、女性の割合は出会い系サイトなどと比べるとかなり多い。
会社の信頼感、会員数の多さともに申し分はなく「半年以内に出会えなければ全額返金」もあるなど、婚活サイトの中ではもっともお薦めできる。婚活サイトの中で会員数を公表しているのはブライダルネットと以下のエキサイト恋愛結婚の2社だけで、他のサイトは公表していない。
何故公表しないのかを邪推すると、正直、婚活サイトはブライダルネットと以下のエキサイト恋愛結婚の2社しか考えられない気もするのだが……。
ちなみに、ブライダルネットとエキサイト恋愛結婚の公開会員数はほぼ同じだが、ブライダルネットは地方の会員数が少ない傾向にあるので要注意。
2：エキサイト恋愛結婚
サイト名：エキサイト恋愛結婚
料金：男女ともに月3500円
会員数：20万人
特徴：本人確認100%
伊藤忠商事(東証一部上場企業)が運営する婚活サイト。会員数を公表、全員身分証明書提出必須、といった点でブライダルネットと共通項が多い。ブライダルネットほどの華やかさはないがこちらも婚活サイトの老舗なので、信頼感はある。
クレジットカードがないと最低でも90日コース以上での登録になるので、クレジットカード決済が選択可能な人向け。
前述したように、会員数を公表しているの婚活サイトは上記2社だけで、以下紹介する婚活サイトは未公表。
ネットでの口コミもなかなか見つからないことから、会員数は非常に少ない可能性が高いので、余程のことがない限りは上記2社を選んでおいたほうが無難。
3：e-お見合い
サイト名：eお見合い
料金：メール交際成立で3000円(女性は2000円)
会員数：未公表
結婚情報センター大手のNOZZEが運営する婚活サイト。
メール交際スタートまでは無料で利用でき、一切、料金が発生しない、という特徴的な料金体系。
しかも、実際に会うことが決まった際には、本人確認をした上で、nozzeの担当者が立ち会ってくれるという、まさにお見合い状態。
ネットで知り合った人と一人で会うのが怖い、という女性にはおススメかもしれないし、そういう警戒心の強い女性と出会いたい男性にもおススメだ。
4：ユーブライド
サイト名：ユーブライド
料金：3000円程度
会員数：未公表
特徴：無料会員あり
mixiグループの婚活サイト。有料プランの他に無料プランも存在するのが特徴。
無料会員だと使える機能は少ないので、結局、有料プランに移る必要がある……と言いたいところだが、実は男女どちらかが有料プランならほぼ全ての機能が使える。足跡機能を使ってうまく誘導するという裏技が使えることは一部の間で有名。
5：エンジェル
サイト名：エンジェル
料金：2980円(入会金15000円＋運営管理費として月2000円)
会員数：未公表
特徴：クレジットカード決済のみ
独自の性格分析テストで「性格や価値観の合う」人を紹介してくれる、という独自のマッチングシステムで、様々なメディアに取り上げられたことのある有名なサイト。
かくゆう筆者自身もマッチングテストを10年以上前に受けたことがある(結果は忘れてしまったが、少なくともその後の勧誘等は一切なし)。
自分にあった人を紹介してくれるのは良いのだが、とにかく入会金1万5千円に加え、運営管理費としてコース料金とは別にさらに2000円支払う必要があるので、他の婚活サイトと比べるとかなり割高な印象を受ける。
ご入会時に行なった性格分析結果を138項目から多角的に分析してトレーニングメニューを作成。それをオリジナルテキストにまとめて、お届けします。
ただし、その分、他の婚活サイトにように「自分たちで勝手に出会ってね」ではなく、サポートの質は結婚相談所並に高いのが特徴。
恋活サイト一覧
以下で紹介するサイトはどちらかというと婚活サイトと出会い系サイトの中間的なサイト。
料金体系は女性は無料で、その分、会員数も婚活サイトに比べてかなり多い。
真面目度：婚活サイト＞恋活サイト＞出会い系サイト
会員数：出会い系サイト＞恋活サイト＞婚活サイト
また、
女性は無料→女性にとって敷居が低く女性会員が多い
女性は無料→女性会員は多いが幽霊会員も多い
2つの見方があるので、この辺りをどう考えるかで評価が分かれることになる。
1：Pairs(ペアーズ)
サイト名：Pairs
料金：2980円(女性は無料)
会員数：約60万人
Facebookを利用した恋活・婚活アプリ。
フェイスブックは大学生の利用者も多く、スマホの普及と合わせて爆破的に人気が出たことで一時話題になった出会いサイト。
Facebookを利用していない人にはわからないかもしれないが、PairsはFacebook内で広告もガンガン出しているので、フェイスブックユーザーの間では知名度が高く、会員数もかなり多い。
数あるフェイスブック恋活アプリの中でもダントツの人気を誇る。
ただし、男女比は2対1と、かなり男性のほうが多く、競争率は高い(婚活サイトはほぼ1対1)。
2：ラブサーチ
サイト名：ラブサーチ
料金：2880円(女性無料)
会員数：未公表
インターネット創業時からある超老舗の真面目系出会いサイト。女性の運営スタッフが多く、女性視点であるという点で婚活サイト的。
登録会員同士のオフ会などもあり、リアルの出会いも期待できる。
ペアーズと違ってこちらは男女比がだいたい同じくらいなので、男性にとってメリットは大きい。
上記のサイトは、いずれも前回のサクラのいない出会い系を見分ける方法で解説した優良出会いサイトの条件をある程度満たしている。
- 運用実績があること
- 定額制であること
- 女性も有料であること
婚活サイトは基本的に結婚を前提とした出会いを目的にしている会員が多いが、だからと言って出会った相手と必ず結婚前提でお付き合いしなければならないというわけではない。
恋人が欲しいとかメル友が欲しい、といった目的でも利用可能である(相手との交渉次第)。
また、いずれもサクラはいないと思われるが、エン○ウ斡旋など違法行為が目的の業者が紛れ込んでいる可能性がないわけではない。
そういうのが怖いならブライダルネット 
やエキサイト恋愛結婚
といった登録の際に本人確認を行っているサービスを使うようにすれば、より安心だ。
