出会い系サイトの種類と選び方
昨今、出会いのためのウェブサービスサイト、いわゆる出会い系サイト、というのも多種多様になってきたように思う。
私が若いころには、こういったネットサービスは存在せず、自力で、数少ない女性との出会いのチャンスをものにする必要があったわけで、本当に便利な世の中になったものである。
無料か有料か
まず、出会い系サイトには無料のものと有料のものがあるが、ここ数年、無料の出会い系サイトは、激減した、といって過言ではないだろう。
理由は、フェイスブックやLINEなどの人気のSNSが、無料出会い系サイトの役割を果たしているからだ。
事実、話術に自信があるなら、こういったSNSを利用すれば、若い女性を釣ることが可能だ。
が、無料であるがゆえに、そして本来、こういったSNSが出会いを目的としたものでないが上に、非常に高いテクニックを持ち合わせていないと、競争が激しくて、とても出会いにこぎつけることは不可能だろう。
対して、有料のサイトは、出会いを目的とした男女が集まっているだけあって、きっかけさえつかめば、あとはとんとん拍子に話が進みやすい。
そういう意味では初心者向け、と言える。
出会い系サイトの種類
一昔前は、出会い系サイトと言えば、ほんの少しいろんな機能がついた掲示板の発展版、でしかなかった。
が、少子化の影響なのか、上記のSNSの台頭のせいなのか、最近の出会い系ネットサービスは、多種多様なサービス形態に進化しつつある。
お見合いパーティーとか、合コンや街コンのセッティングサービスなどがいい例だ。
また、老舗の出会い系サイトも、オフ会等、リアルでの出会いの演出を行うようになってきていて、昔よりもより出会える確率は、大幅に上がっている印象がある。
勿論、出会えると言っても、とりあえず男と女が顔を合わせることができる、という意味で、理想の彼氏彼女が見つかる、という意味ではないが。
ポイント制か定額制か
婚活パーティーや合コンなどは、当然、その都度、参加料を支払う、いってしまえば定額制だが、昔からあるタイプの有料の出会い系サイトには、ポイント制のサイトが多い。
定額制・月額制ではなく、あらかじめポイントを購入しておいて、メールを送ったり、プロフィールを閲覧したり、あるいは交際成立時に、ポイントを支払う、という形態のものだ。
定額制サイトは、いくら利用しても支払う金額は同じで、その点、お金を使いすぎるといった心配はないが、週末しか使わないとか月に1,2くらいしか使わない、といったライトユーザーと毎日のようにサイトにログインするヘビーユーザーとが、全く同じ料金であるというのは少々不公平感がある。
なので「ちょっと試しに出会い系に登録してみようかな」くらいの軽い気持ちで始める人は後者のポイント系サイトに登録しがちだが、少し考えてみればわかると思うがサクラは後者のほうが多い可能性が高い。
結論から言うと、真面目な出会いを求めるなら、出会い系サイトは定額制のものから選ぶべきで、ネットで評判の良い真面目な出会いサイト(婚活サイト)は、そのほとんどが定額制のものである。
また定額制の真面目系出会いサイトも、女性は無料タイプと女性も有料タイプとがあるが、前者は女性の会員が多い、という利点がある反面、幽霊会員(登録だけして実際は活動していない)女性が少なからずいることを考えると、実際よりも会員数は少な目であることを理解しておく必要がある。
勿論、女性側の本気度も、無料のタイプよりも有料タイプのほうが、高い。
出会い系ネットサービスの選び方
どの出会い系サービスを選んだほうが良いかは、その人の能力や、目的、予算による。
- 話術・ナンパに自信がある→無料のSNSで十分
- SNSでのナンパは無理→定額制出会いサイトがおすすめ
- リアルで出会いたい→婚活パーティーや合コンセッティングサービス
ちなみに3の場合、最近では会員同士のオフ会を開催している出会いサイトもあるので、そういったサイトに登録しておく、というのも一つの手である。
いずれにせよ、こういった低料金を売りにしたネット出会いサービスで、理想の彼氏彼女が見つかる確率は稀である。
私の経験では、仮に定額制婚活サイトでメールを送った女性の数が100人だとすれば、返信は多くて10人から20人くらい、その内、出会いまでこぎつけることができるのは5人以内、その中に満足できる女性が含まれる割合は1人いればいいほう、である。
加えて、相手がこちらを気に入ってくれるか、という難題も加わることを考えると、やはり現実的にはなかなか厳しいものがある(楽しくはあるが)。
こういった低料金のネットサービスは所詮は安かろう悪かろうなので、うまくいけば儲けもの、くらいの気持ちで参加するほうが、後でがっかりしないで済む。
どうしても出会いたい、すぐにでも女性と付き合いたい人は、自力で見つけられないのであれば、入会金数十万円の高額料金を払って、結婚相談所に頼るしかない。