低収入ブサメン男の出会いパーティー攻略法
最近では、お見合いパーティーを婚活に使っている人が多いようである。
それもそのはずで、ネットIT企業が、低料金で参加できるお見合いパーティーや街コンなどを頻繁に開催し、広告をネットや雑誌に掲載しているからだ。
私の若いころにはなかったサービスで、非常にうらやましい限りである。
ブサメンにとって、お見合いパーティーとか合コンといった、顔と顔を突き合わすタイプの婚活は不利な面が多いが、決して参加するメリットがないわけではない。
ブサメンは出会いパーティーや合コンでは不利?
答えるまでもなく、ブサメンにとって、こういった短期決戦は不利である。
何故なら、ブサメンは中身で勝負する必要があるのに、出会いパーティーの開催時間は大抵2時間程度。
しかも、順に、参加者全員と万遍なく会話する必要があるため、狙った女性にアピールできる時間はもっと少ない。
これで、中身で勝負しろなんて無理ゲーにもほどがあると言える。
出会いパーティーに参加してくる女性の質
おまけにこういった出会い系イベントに参加してくる女性のルックスのレベルは低い。
人間は自分にないものを持っている異性に惹かれるものだから、とすると、当然、参加女性はイケメン好きの割合が高い。
あるいは、結婚を意識して、男の年収しか見ていない女性もいる。
しかも、こういった出会い系イベントには、あまり高スペックな女性がいないにも関わらず、高スペックな男は、ちらほらと参加してたりする。
仮に、好みのルックスをした綺麗な女性が参加していたりしても、そういった高スペック男にあっという間に持っていかれ、結局、低収入ブサメン男は残りの女性で我慢せざるを得ず、しかし、残りの残念なルックスの女性たちはイケメン好き。
こっちが妥協したにも関わらず、向こうは全く妥協しないということも多々あり、もうそうなっては男のプライドがズタズタである。
ここまで来ると、ブサメンが出会いパーティーにお金を払ってまで参加するメリットは全くないと言えそうだが、実は、そういうわけではなく、考え方次第では、参加する意義は大いにある。
出会いパーティーは友達と出会う場所
ブサメンの出会い戦略には、コネ・人脈作りが欠かせない、と以前書いたことがある(参照:ブサメンが「ブサメンOK」かつ「好みのタイプ」の女性と出会うためのノウハウ)。
実は出会いパーティーは上記のような特性上、一部を除いて、ほとんどの低スペック男女は、手持無沙汰になることが多い。
好みの異性がいない、あるいはいても、ハイスペックな男女同士で、すぐにカップリングができてしまう。
結果、やる気が失せて退屈になる。でも、お金を払って参加した以上、途中で帰るのも、なんか癪。
出会いパーティーの参加者は実は上記のようになってしまう場合が多い(高スペックな男女が皆無の場合は、最初からやる気のかけらも存在しない、とても残念な雰囲気になる)。
そしてこういう場合、同じような境遇に陥っているもの同士の間に親近感が生まれやすい。
「いやー。なかなかうまくいきませんね」みたいに隣の人(同性)に話しかけると、結構、話が弾みやすいのである。
もし、しゃべってみて、意気投合すれば、イベント終了後、全く女性に相手にされなかったもの同士が集まって、一緒に飲みに行ったりすることだってできる。
愚痴の言い合いの始まりである。
「しかし、ブスばっかで酷かったよね」
「ほんとほんと」
「全く、お金損しちゃったよ。もう、2度とこねーよ」
「俺も」
なんて具合だ。
そして、もしかしたら連絡先を交換、なんて流れになる可能性もある。
え? ブサメン同士で仲良くしたって何の意味があるのかだって?
確かにそれはそうだが、ブサメン男の妹やお姉ちゃんが意外と美人という可能性は存在する。
もしそうなら、小さなころからブサメンの兄や弟と過ごしてきたため、ブサメンに耐性があり、ブサメンOKの女性である可能性が高い。
そういった女性と出会える可能性が皆無じゃない以上、全く意味のない行為とは言い切れないのだ。
そう考えれば、決して、男同士で、出会いイベント後、残念会を開いてみるのもそう悪くはないのと思わないだろうか。
勿論、残った男同士ではなく、同じように参加男性に相手にされず、ポツンとしている女性に狙いを絞って一本釣りをしてみるのも良い。
好みの女性じゃないから、とか言っているようでは、出会い力がなかなか強化されないことはブサメンが「ブサメンOK」かつ「好みのタイプ」の女性と出会うためのノウハウ)で、説明したとおりだ。
ブスとも仲良くすること。
こういった、あまり意味がないように見えることでも、コツコツと積み重なることによって、それが後に大きな財産となることは、人生ではよくあることだ。
出会いパーティーは、理想の結婚相手や恋人と出会うためだけのものではない。
人と人が出会う以上、そこに意味がない、なんてことはないのである。
運命の出会い(ただし男)が、君を待っているかもしれない。