女は男の想像以上に「彼氏が欲しい」と感じている
世の中には「彼女が欲しい」「どうやったら彼女が作れるの?」とお悩みの男性が大勢いる。
彼らにしてみれば、彼女とは高根の花であり、実に得難い存在のように思えているのも知れない。
しかし、考えるまでもなく、女性もその多くが「彼氏が欲しい。どうやったら作れるの?」と思っているわけで、もっとはっきり言うと、女性のほうが「彼氏が欲しい」という思いは切実である。
女性の多くは本気で「彼氏が欲しい」と思っている
女性の恋人欲しい度は、男のそれよりもはるかに強い。
理由はまずひとつ。
命短し恋せよ乙女、というように、女性のほうが恋愛寿命が短いからである。
男は、40、50になっても、あるいはそれ以上でも健康でさえあれば、恋愛できるのに対し、女性は30代に突入すると、途端に雲行きが怪しくなる。
そういう焦りもあって、女性は早くから(中学生のころから)彼氏やボーイフレンドの一人や二人は作っておきたいという思いが強いのである。
女は男がいないと退屈
もう一つ、理由として、男がいないと経験できないことが女性には多いことがあげられる。
はっきり言って男にとって彼女がいないとできないことは、全くといってよいほど存在しない。
性的な欲求も金があれば満たすことができるし、海とか遊園地とかも、彼女と行って楽しいのは最初のうちだけ。どちらかと言うと、男同士だけのほうが、現地でナンパとかを楽しめる分、気楽でいい。
対して、女性の場合、彼氏がいないと、行動範囲が狭まることが多い。
女同士だけだと生きにくい場所が多く存在するからだ。
- 一緒に集まって近くの広場でサッカーとかする?
- 一緒に集まって女同士でハイキング行く?
- 一緒に集まって女同士でドライブする?
いずれも寂しい女たち=負け組の匂いがぬぐえない(気にしない女性もいるが)。
海とか山など、遠出をする場合も、現地でナンパされたり、最悪な例だと、怖い人たちに絡まれたりするかもしれない。物騒なことが起こった場合、そばに頼れる人がいないと、女同士で行くのはそれなりに勇気がいるだろう。
また、女は自動車免許を持たない割合が男に比べて多く、その場合「女同士で遊ぶ=繁華街でウインドショッピングや映画や食事」くらいしか行くところがない。
つまり、女は彼氏がいないと退屈なのである。
女にとって男友達や彼氏のハードルは意外と低い
というわけで、女は休日とかに一緒にどこかに遊びに行ける(連れて行ってくれる)存在、つまり男友達や彼氏を欲している。男が思っている以上に強く欲している。
「どうやったら女の子たちと仲良くなれるか」「「どうやったら彼女ができるか」と、悶々と悩み苦しむ若い男が、全国にどのくらいいるのかはわからないが、諸君たちが思っているよりも彼女たちのハードルは低い。
「最低限の気遣い」さえすることができていれば、暇を持て余している(あまりモテないタイプの)女性なら、すぐにでも彼女になってくれる。
いや、それは言い過ぎかもしれないが(笑)、少なくともデートくらいはしてくれるのである。
え? 俺、今まで数えきれないくらい女の子をデートに誘ってるけど、断られてばかりなんだけど、だって?
それは君が「最低限の気遣い」もできないデリカシーのない男で、女性に避けられるような言動を普段からしてしまっているからに他ならない。
女子にデートすらしてもらえない男の特徴
最低限の気遣いとは、言うまでもなく女性に対する気遣いである。
少し想像力を働かせてみてほしい。
女が彼氏ならともかくデートすら嫌だと感じる男の特徴はどのようなものか等を。
その時の彼女たちの気持ちや、そして、断られた場合の対策も、である。
「デートすらしたくない」と思う時の女性心理
- 普段、あまり話したことのない男。何を話せばいいのかわからない
- なんかチャらそう。私以外にもいろいろコクってそう
- 親友の好きな男。断るしかない
- 他に好きな人がいるから……
- 見たからにダサそう。一緒に歩きたくない
- 見たからに不潔そう。出直してこい
- 私はイケメン主義。イケメン以外ノーサンキュー。
まあ、ちょっと思いつくところでは、こんな感じではなかろうか。
1から7までの理由のうち、男にとってどうにもならないのは7だけである。
1から6は、例えば以下のような対策で解決する可能性がある。
- デートに誘う前に、よく会話する仲になっておく
- チャラそうな印象を与えないよう日頃から心掛けておく
- 親友を紹介してもらう
- 他に好きな人がいてもいいからデートだけでも、と食い下がる
- せめて髪型だけでもおしゃれにしておく
- 普段から、顔のてかてかや体臭などに気を使う
え? 断られている理由がわからないから対策が立てられないだって?
なら、直接聞けばいい。相手の女性に。
- 俺と話してもつまらなさそうかな?
- 俺ってチャラそうかな?
- 何故だめなのか、参考までに聞かせてくれないかな?
フラれた直後に相手と話すのは、勇気がいることかもしれない。
しかし、それは最初から期待を持ちすぎているからに他ならない。
私なんかは、告白する際、フラれることを前提としているので、正直あまりフラれて落ち込んだことはない。
告白なんて、20回に1回成功すればいいくらいの気持ちでいれば、フラれた理由を問いただすことくらいわけはないはずだ。
要は、気持ちの持ちようなのである。
彼女を作るのは簡単でもそれを維持するのは難しい
で、いろんな女性にとりあえずデートを申し込んだりコクったり、そしてその理由を問いただしたりしているうちに、諸君はいろんな意味で成長し、いずれOKをもらえるようになるはずである。
で、彼女ができたとしよう。
しかし、恋愛と言うのは実はここからが難しい。
というのも女が彼氏が欲しいと思っている主な理由は「焦り」と「退屈」である。
いずれの場合にしても、一人の男とずっと付き合う必要もメリットもない。
そんな彼女たちが長期にわたって付き合う場合は、「今後これ以上の人とは出会えないかもしれない」と思った場合だけ。
要するに、彼女ができても、諸君らにその魅力がなければ、その彼女は他の男のもとに去っていく、ということを意味する。
私が先ほど「女は彼女になるくらいなら、すぐにOKしてくれる」と言ったのは、それ以後の難しさを加味してのものなのである。
では、大好きな彼女を他の男にとられないためにはどうすれば、と言うことに話は繋がっていくのだが、それはまた別の機会に。
しかし、とりあえず、彼女を作らなければ、話は始まらないし、いろんな彼女をデートに誘ったり、実際にデートしてみなければわからないことはたくさんある。
幸いにも若い女性陣の多くが「やる気のある男子。その気があるならいつでもかかってこい」状態であることは理解してもらえたと思うので、愛と勇気と思いやりを内に、ぜひ彼女たちの(いろんな意味で)胸を借りるつもりで頑張ってみてほしい。